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3D/4Dエコーの応用

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心臓用3D/4Dエコー(LISENDO880、Vivide95)や腹部用3D/4Dエコー(LOGIQ E10X)で、描出しています。まだヒトでも一般的な検査法ではありませんが、当院では、病態のさらなる可視化の為に、応用しています。

心臓

犬の心臓奇形(左3心房心)

犬のPSの3D

犬の僧帽弁逆流

心臓の腫瘍

猫の心房中隔欠損症

胸水に浮かぶ猫の心臓
この動画は、人間の赤ちゃんの顔を写す腹部用の3Dエコーで撮影しました。

犬のフィラリア症

フィラリア症
フィラリア症

腹腔内腫瘍

腹腔内の精巣腫瘍(停留精巣の放置)

高確率で腹腔内に放置された精巣は腫瘍化します。早期の手術をお勧めします。

胆嚢

胆嚢粘液のう腫は、胆でい症から移行すると考えられています。症状が出た場合は、緊急の胆嚢摘出術が必要です。当院でも可能です。

腸間膜

2D腸管膜リンパ節腫大(猫FIP)
3D腸管膜リンパ節腫大(猫FIP)

猫FIPの腸間膜の3D化

膀胱・腎臓・尿管

① 膀胱結石

膀胱に結石と粘膜の増生があります。

5 mm程度の膀胱結石です。繰り返しの再生動画ですが、動いているのがわかります。

4種類の3Dプローブで撮影しています。

② 膀胱炎、ストラバイト結晶

正常な膀胱粘膜
正常な膀胱粘膜
膀胱炎
膀胱炎

膀胱炎と結晶
剥がれた粘膜と、結晶が膀胱内で落下しているのがわかる

③ 腫瘍・腫瘤

悪性の腫瘍

腫瘤、炎症性と思われる。

④ 腎臓

フェレットの腎のう胞の3D化

⑤ 尿管の開口部

犬の膀胱内の尿管の開口部付近です。

⑥ 尿管結石

尿管結石(4 mm)の3D

尿管結石の3D
上記動画の症例の尿管結石を手術で摘出して、手術前の3D動画と比較しました

皮膚

皮膚を3Dスキャンして血管走行をみています。

皮膚を3Dスキャンして、摘出する腫瘤の場所を立体的に見ています。手術前の血管や組織の確認です。

胃・消化管

胃内異物
犬の誤食による胃内異物です。

骨の3D化を研究中
骨折、関節などの描出が意外と可能。

血管

血管内4D
他社のエコーのソフトです